
松みどり 特別純米 生原酒 720ml
醸造元:中澤酒造(神奈川県松田町)
11代目蔵元、鍵和田亮氏の醸す第二の酒!
定番の純米酒とは一味違う、
酸味と甘味のバランスの取れた味わい。
全国8店のみの酒販店にしか卸されていない
限定流通酒です。
メーカー | 中澤酒造 |
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名称 | 松みどり 特別純米 生原酒 |
製造者所在地 | 〒258-0003 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1875 |
原料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
内容量 | 720ml |
原料米 | 岡山県産「山田錦」20%、長野県産「美山錦」80% |
状態 | 生原酒 |
特定名称 | 特別純米 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
精米歩合 | 麹米50%、掛米55% |
日本酒度 | -5 |
酸度 | 1.8 |
管理 | 冷蔵保存 |
中澤酒造は神奈川県の西部、足柄上郡松田町にある日本酒蔵。
創業は文政8年。酒蔵としての歴史は200年以上という老舗の造り酒屋です。
近代的な設備には頼らず、決して生産量は多くないですが、
手作りにこだわった丁寧な酒造りをしています。
仕込みの時期だけ手伝いにきている蔵人の人に聞いたところ
「よその酒蔵と比べても、こんなに昔ながらの設備を今も使ってる所は少ないよ」
と、言っていました。
主力銘柄は「松みどり」ですが、
数年前に11代目蔵元にあたる鍵和田亮(あきら)専務が蔵に入り
河津桜の酵母で仕込んだ純米酒「亮(りょう)」を造ったりと、
地元でも注目度が高まってきている蔵元です。

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写真左が鍵和田亮専務
この「松みどり 特別純米酒」は、2月限定出荷の「亮」に続いて
鍵和田専務が仕込みを全面的にまかされた2番目の酒です。
なので、従来の松みどりのラベルにはない「亮」の文字が小さく載っています。

使用米は長野県産の美山錦、精米歩合55%と、
ここだけ見ると定番の純米酒とまったく同じなのですが、
麹米に使っているのが山田錦で、使用酵母が協会7号酵母です。
味わいは飲み口にフレッシュな米の旨みとやや強めの酸味を感じ、
口の中で転がしていると柔らかい甘味がグ~っと上がってきます。
蔵元曰く、冷酒では酸味が強く感じすぎてしまうかもしれないので
常温くらいが甘味と酸味のバランスが良く感じ、おいしく呑める温度帯とのこと。
定番の純米酒は魚など日本酒に合うとされるお料理と相性が良いのに対し、
この特別純米は肉料理や濃い味付けのお料理との相性が良いです。
生原酒は春限定で出荷され、秋には一回火入れのものが出荷されます。
<以下、バックラベルに書かれている文言より抜粋>
このお酒は、十一代目鍵和田亮のチャレンジ酒です。
「甘味」と「酸味」のバランスをテーマに毎年改善しながら酒造りを行っております。
麹米に「山田錦」・掛米に「美山錦」を使い、「協会7号酵母」と組み合わせ、
低温発酵により酵母をコントロールしました。
先人たちの伝統を守りつつ、新しい風を感じて頂けたらと思います。
※松みどり 特別純米 生原酒 1800mlはこちら。