松みどり 特別純米 火入れ 720ml
醸造元:中澤酒造(神奈川県松田町)
11代目蔵元、鍵和田亮氏の醸す第二の酒!
定番の純米酒とは一味違う、
酸味と甘味のバランスの取れたお酒です。
中澤酒造は神奈川県の西部、足柄上郡松田町にある日本酒蔵。
創業は文政8年。酒蔵としての歴史は200年以上という老舗の造り酒屋です。
近代的な設備には頼らず、決して生産量は多くないですが、
手作りにこだわった丁寧な酒造りをしています。
仕込みの時期だけ手伝いにきている蔵人の人に聞いたところ
「よその酒蔵と比べても、こんなに昔ながらの設備を今も使ってる所は少ないよ」
と、言っていました。
主力銘柄は「松みどり」ですが、
数年前に11代目蔵元にあたる鍵和田亮(あきら)専務が蔵に入り
河津桜の酵母で仕込んだ純米酒「亮(りょう)」を造ったりと、
地元でも注目度が高まってきている蔵元です。
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写真左が鍵和田亮専務
この「松みどり 特別純米酒」は、2月限定出荷の「亮」に続いて
鍵和田専務が仕込みを全面的にまかされた2番目の酒です。
なので、従来の松みどりのラベルにはない「亮」の文字が小さく載っています。
使用米は長野県産の美山錦、精米歩合55%と、
ここだけ見ると定番の純米酒とまったく同じなのですが、
麹米に使っているのが山田錦で、使用酵母が協会7号酵母です。
味わいはやや強めの酸味とふくよかな米の旨味・甘味がバランスよくまとまっていてます。
蔵元曰く、冷酒では酸味が強く感じすぎてしまうかもしれないので
常温くらいが一番おいしく呑める温度帯とのこと。
個人的には抜栓直後より2日目以降の方が味が開いてきてオススメです。
長期の熟成にも耐えうる酒質です。
今年の造りは更に進化し、
麹造りの改善、瓶燗火入れからの急冷など、
細かい部分ですが、手間暇を惜しまず去年の造りよりも
もっと手をかけて造られた鍵和田亮氏渾身の作品です。
松みどり 特別純米 火入れ 1800mlはこちら。
メーカー | 中澤酒造 |
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名称 | 松みどり 特別純米 火入れ |
製造者所在地 | 〒258-0003 神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1875 |
原料 | 米(国産)、米麹(国産米) |
内容量 | 720ml |
原料米 | 岡山県産山田錦20%、長野県産美山錦80% |
状態 | 火入れ |
特定名称 | 特別純米 |
アルコール度 | 15度以上16度未満 |
精米歩合 | 麹米50%、掛米55% |
管理 | 直射日光を避け、冷暗所で保存 |