
左岸(さがん) 純米吟醸 500ml
醸造元: 井上酒造(神奈川県大井町)
地元産の酒米「めだか米(吟のさと)」を100%使用した日本酒。
原酒でありながらアルコール度数が13度という低アルコール原酒です。
華やかながら甘酸っぱい味わいで、風味はしっかりありつつ
軽やかでキレのある酒質です。
ライトな飲み口で、ワインのような感覚で日本酒を
楽しむこができるので日本酒ビギナーの方にもオススメです。

神奈川県西部、小田原市の北側に桑原という地域があります。
ここは神奈川県内で唯一、野生のメダカが生息する場所です。
ですが、田んぼの休耕地により生息地が奪われ、その数は減りつつあります。
この野性のメダカの保護、延いては田んぼや周辺水路などの維持を目的とし発足された
NPO法人「桑原メダカ米の会」は、休耕田が拡大しないように周辺農家から
米を相応の対価で購入し、賛同する団体・個人に「めだか米」として販売してきました。
その後、活動に賛同した兼業農家の有志たちが「おだわら農人めだかの郷」を立ち上げ、
すでに休耕田となっている土地を引き受けるなどし、耕作地は拡大してきています。
左岸という名称は桑原の田んぼが、
近くを流れる酒匂川の左岸に位置することから名付けられました。