
【米焼酎】 メロー・コヅル 35度 700ml
醸造所:小正醸造
発売より50年以上も愛され、
長期樫樽貯蔵酒の原点とも言える、
ブランデーのような味わいの米焼酎。
食後酒にもピッタリな味わい。
小正醸造の二代目小正嘉之助の手によって、
昭和32年に発売された長期樫樽貯蔵の米焼酎。
6年貯蔵ですので、原酒に至っては昭和26年に造られています。
ヨーロッパのウイスキーや中国の茅台酒など、
世界の名だたる蒸留酒は貯蔵熟成されているのだから、
日本の蒸留酒である米焼酎も貯蔵熟成すれば、必ず旨くなる
そんな熱い想いから造られたそうです。
しかし、長期貯蔵に耐えうる原酒を造ることは当時は難しく、日本にそのノウハウもあまり無いわけで、
試行錯誤を繰り返し、蒸留を三回行うことで香味の調和を保ったままアルコール度数を上げ、
長期貯蔵にも耐えられる原酒を造り出したそうです。
そんな大変な想いで造られた「メロー・コヅル」は、
それまでの焼酎とは一線を画した、
芳酵な香りとまろやかな味わい、
焼酎の個性と、樽からくる個性が調和し、
長期貯蔵による、深いコクと旨みを持った味わいに仕上がりました。
海外では「ライスブランデー」と評価され、
日本でも銀座を中心に高評価を得ました。
そんな造り手のこだわりと努力から生まれた、メロー・コヅル。
50年以上も多くの人に愛飲されているのがわかる気がします。
オン・ザ・ロックか、よく冷やしてストレートで飲まれるのがオススメです。
食後酒としても呑まれても良いです。
胃がスッキリしますよ。