
ユドロ・バイエ シャンボール・ミュジニー V.V 2018
産地:フランス・ブルゴーニュ地方
<輸入元の資料より ドメーヌの説明>
1981年の創業以降ずっとネゴシアンへの販売がほとんどだったこのドメーヌが、
本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年。
フランス空軍のメカニックだったドミニク・ル・グエンが娘婿としてドメーヌに参画してからです。
醸造学校を修了した後、義父ベルナール・ユドロからワイン造りの実際を徹底的に仕込まれながら毎年試行錯誤を繰り返し、2004年に完全に独り立ちしました。
彼は毎年、ヴィンテージの特徴の差を明らかに上回るペースでワインの品質を向上させてきました。
義父の代から10年以上リュット・レゾネ栽培を実践し続けている実質ビオの古樹だらけの畑、
ル・グエン自身のセンスと強い意志、上達したワイン造りの腕がすべて一体となり、2004年ヴィンテージ以降、
彼のワインはひとつ突き抜けたように思われます。
このV.V(ヴィエイユ・ヴィーニュ)は樹齢60~65年の古木から収穫されたブドウを使い仕込まれます。
外観は紫を帯びた綺麗なガーネット色。
香り立ちはやや穏やかですが、気品のある果実香があり、
味わいはチャーミングな果実味とミネラル感、主張しすぎないバランスの良い赤い果実のような酸味があります。
シャンボールミュジニーは女性的なワインと比喩されることがありますが、
凛とした筋が通っていて、時に可愛らしさもある、そんな女性を思わせるワインです。